津山市保育所職員研修(保育園における性教育)
開催名 第241回 津山市保育所職員研修 (職員研修)
講演 『大人から子どもへ贈る性と生のおはなし』 ~ 保育園における性教育 ~
講師 鳥越 千裕氏(性教育アドバイザー)
日 時 令和6年 7月4日(木) 15:00~ 津山市総合福祉会館
参加者人数 (役職・職種等) 園長、副園長、園長補佐、主任 、副主任、保育士等 35人参加
内 容
講師は、以前は看護師として働かれていた鳥越千裕氏で、「大人から子どもへ贈る性と生のおはなし」~保育園における性教育~ と題して、昨年に引き続き、明るくポジティブに子どもの時から伝えられる性と生についてお話をして頂きました。
〔講演内容〕
1.トーク 1時間30分
大人から子どもへ贈る最初のプレゼントは名前とよく言われるが、鳥越先生は性教育こそがプレゼントだと言われました。ご自身の経験、近年の社会の現状が小さな子ども達へどれだけの影響を与えているか、生まれた子ども達、今を生きる子ども達が安心安全に幸せに生きていくために、性と生が大切である、命が大切なのだと冒頭で話されました。私たち大人は子ども達が幸せな未来を生きていくために、守らないといけない義務があるとも伝えてくださいました。
性について子ども達にポジティブに伝え、子ども達は自分のことを知ること、自分と他者との違いを知り、大切にする方法を知ること、自分のことを好きになること、また、保育者が子ども達にどう伝えるのか、ポイントと魔法の受け答え「いい質問だね!何でそう思ったの?」など、対応の仕方について。現代は保育園の小さい時から繰り返し伝えることで、小学校、中学校、大人と段階を得て、性教育が当たり前になり、大事な事だと知ることができる。困ったら相談できる力、嫌だと言える力、そんな人に近寄らない力が養っていけると言われました。間違いのない、幸せな人生を歩んで欲しい、その時々の自分にとってより幸せな生き方の選択ができる大人になって欲しいので、繰り返し伝えているのだとも言われました。
《性のおはなしのポイント》
- 事実を淡々とポジティブに
- うそをつかない、ごまかさない
- 怒らない
- NGワードを避けよう
- ポジティブワードを使おう
講演後半では絵本の紹介、また、絵本を利用して子ども達に伝えようと話されている。
2. Q&A 10分~20分